宅録環境の話

AtLast. の歌録り直前に新たな仲間が加わりました。

audiotechnicaAT4050ちゃん。

マイクの他にも少し前から録音環境を整えたりしていたので、メモします。

 

比較音源です。

前(microbook2+C214

今(Duet for iPad & Mac+AT4050

大分扱いやすい音になったかなと。

続いて録音用のブースを作った話とか宅録について思うこととか、長文を書きました。

ブレてる。

クローゼットに簡易レコーディングブースをこしらえました。

前は吸音材を自立させるだけの代物で、その都度組み立て・分解してたのであまりお手軽じゃなかったんですが、これである程度楽になったかなという感じです。

予算も潤沢じゃなかったので、以下を条件にしました。

 

・ある程度ドライな音が録れる
・防音性は諦める
・できるだけあるもので何とかする

 

吸音材は前からあるものをそのまま流用(壁に穴開けれないのでスチレンボードに接着して強度を出した後にディアウォールで木のつっかえ棒を作ってはめ込むだけの簡単仕様。

適当な吸音材をできるだけ敷き詰めたらデッドになるんじゃろ?と簡単に考えてたら、なぜか高音域だけ反射する謎環境が生成される事態に…。

 

狭い場所だと初期反射が強いので、全体的に敷き詰めると安い吸音材では逆に吸音しきれてない帯域がかなり不自然に響くということを学びました。

色々助言をいただいたりして、コート類を背面にかけたり、2段目にお布団や毛布をしまってみたりして、何とか録れるんじゃないか、という感じで終了。

 

そしてリフレクションフィルターを導入しました。
PostAudioのARF-36です。

 

本来はしっかり防音された部屋でマイクの後ろに回り込む反射音を低減して音をはっきりと立たせる為の物のようで、この手の商品だとsE Electronicsが有名だと思いますが、宅録に対しても有用であるという記事やレビューは散見されるものの、実際の効果がわかる音源が一向に見つからなかったので、本当に効果があるの???という感じで、存在を知ってから数年経っても謎に包まれた存在でした。

(実際カバーできる範囲自体広くないのは見てわかるので、そこまで大きな威力を発揮するとも思えないというのも懐疑的な理由)

 

お手頃な機材が手に入るようになった今、録るだけであればハードルが高くないのですが、実際楽曲制作で使いやすい音にするとなると中々難しいところがあります。

 

専門的な知識が無いと解決が難しい上、ネットで情報を探すのが難しいこともあって、実際宅録対応できる方を探すと環境を整えることにまで気が回ってない方が多いのかなと感じていて。
(そもそも音をよく録るという部分は、ボーカルさんが考えないといけない部分では無いんですが)

 

実際、私レベルの専門知識のない素人が、手軽さ・音質・コストパフォーマンスをいい感じのバランスにするにはどういう手段がベストだろう?と前々から考えていて、最低限の投資で手軽にそこそこ録れる環境にしてくれるものが新たに出ていたりしないだろうか…。ということでブースを作るついでに調べてみたのがきっかけです。

 

マイクを吸音材でできたまんまるのボールで覆うタイプとか、頭だけ突っ込むボーカルブース??だとか、色々あるなかでこんな動画を発見しました。

 

え、なんかすごい。

こんなサイズなのにちゃんと吸音してる???!?すごくない?!?という気持ちになり、金額もこの手の物の中ではお手頃だったのでポチーしました。

(実際動画で使用してるものは生産終了しているみたいで、後継モデルのARF-36はどこを探しても国内では取り扱いがなかったのですが、ダメ元でお願いしたら取り寄せていただけました…!サウンドハウスさん本当にありがとうございます…!)

 

現在はブースと併用して使っていますが、これ単体でもそこそこ効果があるので、ちょっと環境をアップグレードしたいなって方にはかなりいいんじゃないでしょうか。

 

6畳・家具少なめ・カーペットなしの反響しやすい環境で録った比較音源です。

ARF-36なし
ARF-36あり

無編集なのでかなり歌が聞き苦しい音源ですが、後半比較すると違いがわかりやすいですね。

完璧ではないものの、周辺環境がそこそこ静かであれば手っ取り早く効果は出るんだなと感じました。

 

また余裕ができたらマイクケーブルについてとか、録音のリモート化とかも手を出して見たいなという気持ちでいますが、まずは曲を…。
かなり長くなりましたが、宅録環境について考えてみたお話でした。

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